こんにちは!京都府向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)です!
キャリア療育のアジェンダ(プログラムの詳細)の目的は、ご家庭や療育施設での、”お子さまとの関わりにおけるヒント”となれば…との思いを持って情報発信しています。
お子さまのご成長を助長するための関わり方やマインドを少しでも知っていただき、ご家庭や療育に携わっている指導員さんの参考になれば幸いです。
放課後等デイサービスASTEPでは、療育を行うにあたり、以下のサイクルで効率的かつ効果的な療育を実践しています。
ここで記載しているアジェンダは、あくまでも全体で捉えた目標や狙いを指針としてお示ししているものであり、それぞれのお子さまの個性や特性を踏まえて、到達目標を設定し、最適と判断したアプローチをもって支援を行ってまいります。
目次
週間予定表
10月5週(25日~30日)の予定表です。ご確認をお願い致します。
25日(月)食育活動(ハロウィンのおやつ)
ハロウィンを意識して、さつまいもの蒸しパンを作ります!
いよいよハロウィン間近!ということでハロウィン製作に次いで、食育活動でもハロウィンを意識したおやつ作りを行います。
パンに刺す小旗を作り(このような旗→🎃)仕上がったパンにデコレーションをしてもらいます。
調理の工程は、〖さつまいもを切る→混ぜる→型に流し込む→蒸す〗になるので、非常に簡単かつ単純な工程なので手軽に作れます。
いつもお伝えをしていますが、”共食の喜び”を大切にした活動としていきますね!
26日(火)運動療育(体幹トレーニング)
この日は本格的に”体幹を鍛える”運動を行っていきます。子どもたちは汗をかくこと間違いなしです!
体幹とひとえに言いますが、「体幹=腹筋」と言われています。何しろ、腹筋というのは体幹のうちの1つであり、日常生活やスポーツなどのあらゆる動作において非常に重要な筋肉です。
そして、体幹を鍛えるとこんないいことが…
- 体力増進(疲れにくくなる)
- 内臓の位置が適正化される。
- 基礎代謝力が上がる
- 日常生活、勉強やスポーツでのパフォーマンスが良くなる。
- 呼吸能力が向上する。
皆さまも一般的な体幹のこの姿勢はご存じだと思います。
この姿勢を基本の姿勢として、様々なアレンジした動きを行い、腹筋の様々な部位に適度な刺激を与えていきます。活動終盤には、体幹運動を行いながらレースを行うなど、「鍛えながら楽しむ」ことを意識しながら活動していきます!
また、体幹力の向上のため、定期的に運動療育で体幹運動を取り入れていきたいと思います。
27日(水)アニマシオン(本の読み聞かせ)
アニマシオンの目的は、子どもたちの知的好奇心を刺激し、勉強することの意義や自分の頭や足を使って考える楽しさを体感してもらうことです!
アニマシオン(animacion)とは、アニマ(ラテン語で魂・生命の意)を活性化させて人を元気にするという意味があります。
一般的には「読書へのアニマシオン」といった使い方をされていて、要するに子どもたちに読書の楽しさを教える読書指導のことを指します。
その効果について、「子供に読書してもらうための工夫のこと」というところは理解できますが、ただ、そもそも何故読書する必要があるのでしょうか?その必要性を保護者の方々にはご理解いただきたく思います。
結論から言いますと、読書は人に「やりたいこと」や「将来の夢」を生み出す効果をもっているからです!
読書をすることで、今以上に視野が広がり、視野が広がったことによって自分がやりたいことが見つかって、やりたいことを達成するために更に視野を広げて、また新たな人生目標を見つけていく正のループを作るためのファーストアプローチとして読書という手段は非常に有効的です。
しかし、ASTEPでのアニマシオンは、読書をすることや好きになってもらうことが本来の目的ではなく、読書という手段を用いて視野を広げることが目的です!
視野の広げ方には、他にも「人との交流」という手段があります。それはASTEPでの集団活動でも行っていることですが、そこには弊害もあります。
人間(もちろん子どもたちも)の悩みの種の大半は、人間関係からくるものだと言われている通り、お友達との交流による視野拡大には利点もあり弊害もつきものだったります。
それはそれで学ぶべきことが多いことも事実としてありますが、アニマシオンでの視野拡大への弊害はほとんどありません。
新たな目線(読書)で子どもたちの視野を広げていけるよう取り組んでいきます。
28日(木)公園遊び(みんなで作ろうフルーツツリー)
ASTEPの職員全員で、「こうしたらこんなことが、ああしたらこんなリアクションが…」など、意見を出し合って、オリジナルの活動ができました!
活動名は「みんなで作ろうフルーツツリー」です。活動の概要をご説明します。お家でも簡単にできる内容になるので是非参考にしてくださいね!
場所は、ASTEPの横にある通称”タコ公園”で行います。
フルーツの絵が描かれているカードを、タコ公園のいたる所に隠して、そのフルーツカードを宝探しの要領で探しに行きます。
その際の行動はペア行動、ペアで隠されたカードを探し出します。ここでの肝は、相談(コミュニケーション)を取りながら行動していけるようなアプローチを行いながらゲームを楽しんでいきます。
フルーツカードを見つけられたら、指導員のいる地点まで戻り、大きな木を描いた画用紙にペタペタと貼って、大きなフルーツの木を完成させていきます。
ペア同士、各ペアごとに連携が非常に重要になってくるため、ゲーム展開を見誤らないよう、要所でヒントを出したり、協力することを促しながら、「友達との協力」を意識できる活動としていきます!
29日(金)室内ゲーム(フラッシュカード)
皆さまも見聞きしたことがあるフラッシュカードですが、子どもの目の前で 「素早い速さで絵や文字が書いてあるカードをめくる」取り組みです。
次々に変わる絵や文字を、子どもが見ることによって脳が刺激されます。(シナプスの量が増える)また、フラッシュカードには「集中力の養成」「物事の知識のインプット」が期待できます。
カードをめくっていくだけで取り組めますので、ご家庭でも取り組める内容になるので是非チャレンジしてみてください!
フラッシュカードの使い方のポイント
- 1秒程度でめくる
ゆっくりめくると小学生くらいになると飽きて見てくれません ですが、そこまで高速でめくる必要もありません。 - 少量を出来れば毎日取り組む
子どもの集中力は短いです!無理に長時間見せると、フラッシュカード自体に飽きてしまうので、1回に見せるカードは多くても50枚まで! - 絵と文字を一致させる
早くめくらないと…という焦りから、カードの絵と言葉がちぐはぐにならないように要注意してください!1秒は以外とありますので、焦らず着実にめくってあげてください!
30日(土)スポーツ活動(タグラグビー)
新たなスポーツ活動の取り組み『タグラグビー』ついに始動します!
会場は、京都工学院高校グランド(元立命館高校)で実施します。
ブログで詳細をおまとめしてますので是非チェックしてくださいね☺
興味のある子どもさん、保護者の方がいらっしゃいましたらご連絡をお待ちしております!
さいごに
10月も早いものでもう終わりを迎えました。また、気候も一気に寒くなり、秋を感じる間もなく冬を迎えそうな今日この頃です。
土曜日には新たな活動『タグラグビー』も始まります!寒さにも負けず広いグランドを駆け回りたいと思います。
11月のイベントも案が固まりつつあります。決定次第、LINEにてお伝えしていきたいと思います!
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