自閉症の子どもに何かを教える時の立ち位置を気にしたことがありますか
対面でしてると、色んな混乱要素が出てくるんでなるべく避けたいところ
余計な刺激が入らないように、教える時は横につく、見守るときは後ろにつく
⁰たったこれだけで、目的に沿った全く違う効果が得られるかもしれませんよ〜— ASTEP@放デイのぼやき (@ASTEP1290957) September 2, 2024
発達障がい、特に自閉症のお子さんに対して何かを教える時に、立ち位置を気にしたことはありますか?
前でもなく後ろでもなく【横】からのサポートがなぜ大事なのかを解説していきたいと思います!これはご家庭でも実践できることなので親御さんにもぜひ読んでいただきたいです★
対面よりも効果的!横からのサポートが有効な理由
みなさん、ラジオ体操を覚えていますか?ASTEPでも長期休みではよく行っているラジオ体操ですが…
学校の校庭で壇の上に立つモデルさんは、私たちが指示された動きと反対に体を動かしていますよね。これに合わせて真似することで、正しいラジオ体操ができるようになります。
もしモデルさんが指示通りの動きをしたら、見ている側は反対の動きをしてしまいます。だからこそ、モデルさんは反対に動く必要があるんです。これはラジオ体操に限ったことではなく、対面で何かを教えるときにも同じことが言えます。
特に、自閉症のお子さんに何かを教える場面では、対面で教える方法には注意が必要です。なぜかというと、対面になると混乱の要素が増えるからです。
まず、利き手が反対になりますよね。それに、対面で教えると、不要な情報が多くなります。
例えば、支援者の動きや服装、さらにはその後ろの風景まで、お子さんにとって余分な刺激になります。こうした不要な情報が多いと、何が重要なのかわかりにくくなってしまいます。
では、どうやって教えるかというと、横に座って同じ方向を向いて教えるのがポイントです。
たとえば、作業のやり方を教えるときは、横について一緒に作業を見せると良いです。このとき、できるだけ言葉を少なくして、見せることに集中します。そして、お子さんが見やすい位置に見せたいものを置いて、やり方を示してください。
さらに、やることがわかったら、一人でやらせてみて、できたらすぐにできたことを認め、褒めてあげてほしいと思います。きっと自信とやる気につながりますから。
そして、作業の様子を見守るときも、対面ではなく、後ろからそっと覗いてください。これも、余計な情報や刺激を避けるためです。
まとめると、教えるときは横につき、見守るときは後ろから。この方法で、サポートの効果がぐんと高まるかもしれませんよ◎
お問い合わせはこちら