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放課後等デイサービスASTEPでは、職員の有用な資格取得のためのバックアップ(公的な研修)の他に、独自に月に1度のペースで研修を行う計画をしております。
独自に研修を導入した目的は、細かくいえば幾つもありますが、大きな目的はひとつ!
この1点に尽きます!
今年度は、3つの事業所(南区のいろはさん、伏見区のピノッキオさん)と合同で、それぞれの事業所が考えるテーマや時期的特性を捉えたテーマを設定して研修を行っていきます。
また、それぞれの事業所の情報や意見を交換する場としても活用しようと考えています。
5月は「守秘義務」についての認識を合わせ、意見交換しました。
遅くなりましたが、要点をまとめましたので、ご覧ください!
守秘義務とは?
▷ 守秘義務
一定の職業や職務に従事する者や従事していた者または契約の当事者に対して、課せられる職務上知った秘密を守るべきことや、個人情報を開示しないといった義務のこと。
”出典:守秘義務(weblio辞書)”
一定の職業や職務に従事する者や従事していた者または契約の当事者に対して、課せられる職務上知った秘密を守るべきことや、個人情報を開示しないといった義務のこと。
私たち児童通所支援の事業者に大きく関わってくることは、利用者及びその家族の個人情報です。
また、働く職員たちにの個人情報についても、当然ながら該当します。
ASTEPでは、ご契約時の個人情報の取扱いに係るアンケートを取らせていただき、その区分に応じて事業所内外へ発信するとともに、細心の注意を払い管理をしています。
研修を終えて
研修を終えて、職員の意見や思いを以下にまとめました。
- ASTEPではLINEで療育日誌をお送りしているため、記録に残るものの取扱いについては特に注意して管理する必要があると改めて感じた。
- 他の利用者情報(障がい名)について保護者にお伝えすることも、場合によっては情報漏洩に繋がるため注意が必要
- 重要事項説明書の中でも、秘密の保持について明記しているが、保護者の方へもお願いすることを追加すべきか検討する。
- 個人情報や秘密というものは、自分が思うよりも身近にあって、常に意識することが大事
- 正しい情報を知ること、伝えることは重要で大切であるが、伝え方(言葉・態度)や連携が伴っていないと、二重三重のトラブルとなる可能性がある。
- 利用者を守るのは当然ながら、自分の身を守るためにも守秘義務は大切なことで、共通の意識が必要
- 公共の場所での固有名詞(利用児童氏名など)は厳禁。誰がどこで見聞きし、情報が錯そうするか分からない。
- PCは個人情報のかたまりであるため、定休日(日曜)など事業所を長期不在にする場合は、鍵のかかる保管箱で管理する。
- 口頭で伝えることと、記録に残して伝えることでは全く意味合いが違ってくる。
- 子どものちょっとした変化、学校であったことなどを保護者の方に伝えるのは大事だが、事業所内の全員で情報を共有することがチームワークに繋がる。
- 「このくらいのことなら大丈夫だろう」という考えは、そこから大きな情報となり、誤った情報となる可能性があるため、日々の保護者との会話にも細心の注意を払う。
- 利用者を守るのは当然ながら、自分の身を守るためにも守秘義務は大切なことで、共通の意識が必要
さまざまな意見が出てきました。
みんなの意見を取りまとめて認識を統一するとともに、物理的に改善できるところはすぐに取りかかっていきたいと思います。
6月の研修テーマは「保健・衛生管理」についてを予定しております。