定員いっぱいでも諦めない!受け入れの可能性を広げる方法

定員いっぱいでも諦めない!受け入れの可能性を広げる方法

障がいのあるお子さんが利用する施設には、定員が決まっています。その範囲内で利用者数を調整していくわけですが、多くの施設では「定員いっぱいにはしたいけれど、それ以上は難しい」と考えているのが実情です。

でも、実はこの「定員」というのは、工夫次第で柔軟に運用できるものなんです。

例えば、週をフルタイムで通う人と、週に数回だけ通う人が組み合わされば、1人分の枠をシェアすることができますよね。

放デイではあまりないですが、午前中だけ利用する人と午後だけ利用する人を組み合わせれば、1人分の枠としてカウントできます。

このように「定員=固定された枠」ではなく、「調整可能な枠」として考えることで、施設の受け入れに新たな可能性が生まれるんです。

では、どうすればその「調整可能な枠」に入り込めるのでしょうか?

施設を探すとき、多くの人は「今、空きはありますか?」と聞きがちです。でも、この聞き方だと、たとえ少し余裕があっても「空いていません」と言われることが多いんですよね。

そこで、質問の仕方を変えてみましょう。

「現在の利用状況はどんな感じですか?」
「短時間の利用枠はありますか?」
「特定の曜日だけでも利用できる枠はありますか?」

こういった質問なら、施設側も「実は○曜日だけなら…」「この曜日ならスポット利用ができるかも」と、具体的な状況を教えてくれる可能性が高くなります。

また、施設の見学や相談の場では、いきなり「入れますか?」と聞くのではなく、まずは施設側の状況を聞いてみることが大切です。

「最近、新規の利用希望者は多いですか?」
「職員さんの負担が増えていることはありますか?」
「今の施設運営で課題に感じていることはありますか?」

こういう質問をすると、施設側も自然と話をしやすくなりますし、そこから「実は○曜日だけなら…」といった話につながることもあるんです。

大事なのは、「こちらの希望だけを押しつけるのではなく、相手の状況を知ること」。そのためにも、まずは会話の糸口を作ることが重要なんです。

やみくもに電話をかけるのではなく、どう話を進めればいいかシミュレーションしてからアプローチすることで、成功率はぐっと上がります。

これはある意味、交渉やプレゼンテーションと同じ。相手の状況を考えずに「空きはありますか?」と単刀直入に聞くのではなく、うまく会話の流れを作りながら、相手が答えやすい形で質問するのがポイントです。

施設側も、「定員は埋まっているし、もう受け入れは無理」と思っているかもしれません。でも、だからこそ、真正面から「入れますか?」とぶつかるのではなく、「どうすればうまく調整できるか?」を一緒に考えていく姿勢が大切なんです。

また、一度断られたからといって、すぐに諦める必要はありません。少し時間を置いてから、「最近、状況に変化はありましたか?」と聞いてみるのもいい方法です。

結局のところ、「アクセスしなければ、解決にはつながらない」んです。

相手の状況を知ることで、新しい可能性が見えてくることもあります。今までのやり方でうまくいかなかったなら、視点を変えて、新しいアプローチを試してみましょう。

1分の会話で結果が決まることもあります。だからこそ、いきなり本題に入るのではなく、まずは雑談や状況確認から始めて、相手との距離を縮めることが大事なんです。

「施設でされている●●の活動、素敵です!」
「施設のイベントなどでお手伝いできることはありますか?」

こういった会話を通じて、相手のニーズや考えを知ることもできます。

結局のところ、大切なのは「相手とつながること」。施設側が抱えている課題を理解し、うまく歩み寄ることで、新しいチャンスが生まれるかもしれません。

まずは、連絡を取ってみましょう!


ASTEP(アステップ)への
お問い合わせはこちら

どうも!ASTEPホームページ管理人です! 京都の乙訓圏域で放デイを運営しながら、積極的に現場に入って福祉の現状の改善に奔走しています。 InstagramやX(旧Twitter)ゆる~く更新してます★ どうぞご覧あれ~◎

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


PAGE TOP