こんにちわ!京都府向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)です!
キャリア療育のアジェンダ(プログラムの詳細)の目的は、ご家庭や療育施設での、”お子さまとの関わりにおけるヒント”となれば…との思いで情報発信しています。
お子さまのご成長を助長するための関わり方やマインドを少しでも知っていただき、ご家庭や療育に携わっている指導員さんの参考になれば幸いです。
放課後等デイサービスASTEPでは、療育を行うにあたり、以下のサイクルで効率的かつ効果的な療育を実践しています。
① 子どもの特性・傾向の理解
② 特性に応じたプログラムの立案
③ プログラムの実践
④ 一人ひとりへの評価・振り返り
ここで記載しているアジェンダは、あくまでも全体で捉えた目標や狙いを指針としてお示ししているものであり、それぞれのお子さまの個性や特性を踏まえて、到達目標を設定し、最適と判断したアプローチをもって支援を行います。
目次
週間予定表
9月4週(9月20日~25日)の予定表です。ご確認をお願い致します。
21日(火):集中的な個別療育
ASTEPでは、それぞれの子どもたちが「集団」意識しながら、様々な遊びや活動を通じ、社会性を育む素地を身につけ、コミュニケーションの術を学ぶための絶好の機会となる集団療育を中心とした活動を行ってきました。
その方針は今後も変わりません!
集団に身を置き、他児に揉まれ、成功体験や失敗体験、嬉しい気持ちの共有、悔しくて涙する時にそばにいてくれる友達の温もり…リアルな感情や支え合って初めて生まれる絆は、机上の空論ではありませんが、個別の療育では体験することができません。
子どもたちの成長力を効果的に促すために、お友達との関わりというのは必要不可欠である…そのように考えております。
しかしながら、入れ替わり立ち替わりに変化する集団において、自分の居場所を見つけ、価値を見出すために、”個のレベルアップ”というのは大きな武器となり得ます。
そしてこの日は、一人ひとりに「今必要なこと」を評価し、課題設定を行い実践します。
「仕事において必要な技術」「感情のコントロールと具体的なコツ」「創造性を育むあそび」「生活に密着した能力の向上」
子どもによってカテゴリーや内容も全て違います。集中的に個別療育を行い、個のレベルアップを目指し取り組んでいきます!
頑張ればクリアできる課題を見極めて実践することで成功体験を積み、その満足感を味わい、次に繋げていきたいと思います。
※今後、子どもたちへの評価や日程等を勘案しながら、集中的な個別療育を取り入れていきます!
22日(水):室内ゲーム(キッキングスナイパー)
ついにやってきます!(指導員も楽しみにしています!)
先週、キッキングスナイパーをするための製作を行いました!
VS嵐でお馴染みの”キッキングスナイパー”ですが、本家VS嵐のキッキングスナイパーと違うところは、”自分で得点を設置する”ことです。「どう置けば高得点を狙えるか?」「どの位置から蹴ればたくさん当てられるか?」というところを子どもたち自身で考えてもらいます。
ゲームの後は、比較的長時間の振り返りを行います。ワークシートはこちら↓
子どもたちの特性や学齢に応じた振り返りのためのワークシートを用意しています。
どんな置き方をして結果どうだったか?キッキングスナイパーを楽しく運動するにはどんなことができるようになりたいか?もっとゲームをおもしろくするためにはどうしたらいいか?
ゲーム以外の事柄に対しても「どのようにすれば上手くいく」という思考ができるようになるために、振り返りを重点的に行い、思考を深めていきたいと思います。
24日(金):室内ゲーム(新聞リレー)
新聞リレーと言う遊びをご存じでしょうか?そうです、新聞紙を使ったリレーです!(そのままですね…)
遊び方は沢山あるのですが、この日の新聞リレーは、新聞の上にボールを乗せて2人または3人でボールを落とす事なく、そしてもちろん新聞をや破くことなくゴールを目指します。
ここで大事なことは、”繊細さ”です。
自分本位になると、100%新聞紙は破れ、ボールは落ちてしまいます。これではゲームになりませんよね。
したがって、絶対的なルールは、「新聞紙を破かない」この1点です。
では、破れないようにするには…ということをみんなで一緒に考えていきます。正当な意見、面白い意見を期待しています!
練習では、みんなで考えた「繊細さ」を感じてもらいます。急ぐとビリビリに破け、慎重になりすぎると前に進むことができません。
繊細さを知れれば、力加減が知る事ができます、何事にも力加減があることを知る取り組みとなっています!
その他には連携するために声を出したり作戦をチームで練ったり…色々な目的や狙いを持って個別に設定した目標を達成できるよう取り組んでいきますね。
評価するのが楽しみです!
25日(土):栗拾い体験(第2弾)
先週に引き続き栗拾い体験を開催します!
先週も第1回目を開催したのですが、想像以上に栗の実が多く成っていたため、急遽開催をしたいと思います!
先週は台風の関係で、昼から収穫したため、加工体験は行えずでしたが、この日は収穫してからすぐに加工してASTEPに持ち帰ります。収穫したての栗をおやつにして食育活動を行っていきます。
自然体験から食育活動に繋げて行うため、非常に良い経験ができるものと考えております。
かなりの収穫量が見込めますので、ご希望のご家庭はお持ち帰りいただけますので、お申しつけください!
さいごに
早いもので9月も下旬に差し掛かりました。
緊急事態宣言も9月末まで延長されたため、基本的には屋内の活動がメインとなっています。
屋内活動を有意義で楽しいものにするため、新たに学習スペースを設けたり、ソファーを設置しました。また、子どもたちも運動不足であるため新たにエアロバイクを導入しました!
10月より変化事項が1点ございます。
新たに1名指導員を雇用します。新戦力の指導員は小学校の教師経験もあり、特別級での勤務の経験がある貴重な人材です。学校の内情を知る者として、今まで以上に学校との連絡調整を円滑に行えるため、お子さまに対し効果的な支援に繋げることができたり、ASTEPでは行っていなかった学習支援についても開始を検討しております。
ご利用者様の生活に密着した質を追求した効果的な支援を引き続き行ってまいります。宜しくお願い致します。
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