みなさん、未来に希望はありますか?
私は正直、ASTEP(アステップ)で仕事をするまで、あまり考えたことはありませんでした。
しかし、ASTEPで多くの子どもたちと関わるなかで、未来というより「これから」が楽しみでしょうがない気持ちを持つようになりました。
私も含め、子どもたちが、ご家族が、そしてASTEPを支えてくれている職員とそのご家族が。どのように発展していくのか?
私は、前を向いています。これからも…
こんにちわ。放課後等デイサービスASTEP、児童指導員のみなぐちだいすけです。
Blog初執筆します。
題名にもありますが「できないことができた!」その瞬間に立ち会うことができました。
私の気持ちや、心の変化も含めてお話していきたいと思います。
目次
ランチタイムでの出来事
園芸活動でのお話です。
4月24日(土)は、事業所間交流の一環で、合同で城陽市に所在する事業所の畑で園芸活動です。
私はこの日お休みいただいており、午前中は娘と過ごしていました。
天気が良く暑かったので差し入れしようと思い立ち、娘を連れてみんなが一生懸命作業する畑へ向かいました。
到着すると、みんな汗をかき、泥だらけになって作業をしています。
苗植えやフィルム貼り、水やりや雑草の除去など、午前中の作業が終わり昼休憩でランチタイムでのことです。
ASTEPの中学生組は、早々と昼食を食べ終え、時間があったのでこんな提案をしました。
子ども「できない…苦手なんだよね」
聞いてみると、今まで、学校や家でも取り組んできましたが上手くいかなかったようで、何とか修得してもらいたい!
トライしてみようではありませんか!
というわけで、中学生2人で靴紐結び(ちょうちょ結び)ができるように挑戦しました。
私は、なんとか子どもに伝わるよう試行錯誤しながら、それを実践しながら、修正を繰り返しながら…
子ども「うん、わかった!やってみる!」
何度も何度もチャレンジしました。
できなかったことができた
何度も失敗しました。何度も何度も…
しかしあきらめる様子もありません。
チャレンジが続きます。
できたんです!!
こちらがその様子です。
出来たときの表情がもう…なんとも言えない気持ちになりました。
子ども自身もハッピーなんですけど、私はそれ以上のハッピーをもらえました。
そして、チャレンジの達成は、私の努力ではありません、努力とも呼べません。
紛れもなく子ども自身の頑張りにより達成されました。
私は、そのきっかけを教えたに過ぎません。
成長する力を身につけることは、こういったことの積み重ねで身に付くものなのではないでしょうか?
我々大人は、その知識やきっかけをあげるだけで、自身で成長してゆきます。
私が思うよりも、子どもは「強い」んですね。
できるできないではなく、チャレンジするココロを褒めてあげたい。
また、そんな姿を見て、僕自身もっとできることがあるはず…と考えさせられました。
ASTEPの子どもたちのチャレンジはこれからも続きます。
この日、家に帰りお母さんに実演して、なんなく成功したとの連絡がありました。
さいごに
私は、大人への心理相談カウンセラーとして勤務してきた経験があります。
今までの大人との関わりでは「解決」だったものが、子どもとの関わりとなり「成長」に変わったところがあります。
解決のための姿勢と成長のための姿勢というのは相対するものがあります。
「成長」というものは、言葉では表せられないほど奥ゆかしいものですね。
私きっかけで「成長」を見せてくれる子どもたち、達成した時の純度100%の笑顔…
チャレンジする姿、成長する姿は美しい!
大きいことは言いません…私は、ASTEPの子どもたちの笑顔のために、これからもきっかけを与えられる指導員となりたいですね。