自立を支援する施設の本当の役割

自立を支援する施設の本当の役割

こんにちは!お久しぶりのブログ更新となりますね~

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さーて、本題に入りましょうか!

自立を支援する施設の本当の役割

障がい者支援施設や障がい児支援施設が存在する理由、それは「自立のため」です。←これはASTEPの理念そのものです

そして、支援者の使命は、利用者が自立した生活を送れるようにサポートすること。つまり、施設で行われる活動(作業を含む)はすべて自立を目指したものでなければならないといけないんですよね。

活動の目的が利用者の自立を阻害しては支援施設として存在している意味がありません。

自立の形は人それぞれ異なるため、何がその人にとっての自立なのかを考えながら、その人が自分の人生の主人公になれるように支援することが最も重要なんだと思います。

よくある間違いの一つに、集団に合わせることがあります。もちろん、その人の自立が「集団性に合わせること」で意味を成すのであれば問題ありません。しかし、集団に合わせることが強制され、その人が主人公でなくなってしまうような状況は避けるべきなんですよね。

同じ活動をしていても、一人ひとりが主人公であるべきなんです。

例えば、それぞれが異なる持ち場を持ち、それを組み合わせて製品を作るとします。プロセスとしては全員が主人公です。しかし、その過程で待ち時間が長く、イライラしてしまったり集中が途切れてしまうのであれば、その活動は本人が主人公と感じられていないことになります。

主人公の意味は、集団の中で常にスポットライトが当たっているわけではなく、自分がしている活動の中でスポットライトが当たっているという感覚ですね。

例えば、掃除をしている時、ほうきを使っている人だけでなく、その時にちり取りを持っている人も掃除の中で主人公なんですよね。

この記事を見ている支援者であるあなたの施設の活動は、自立をイメージしたものになっていますか?

先輩たちが築き上げたものをそのまま使うだけで、それが本当に自立に役立っているのか考えたことはありますか?ただただその時間を過ごすだけが目的になってしまっていないでしょうか?

毎日のようにTVや動画を見せるだけの活動や、利用者にとって何の意味もない活動ばかりをしている施設がいまだに多くあるかもしれません。

「なぜこれをやっているのですか?」と聞かれて、意味を答えられないようでは、その活動は自立の支援とは言えません。支援者にとっては楽かもしれませんが、それでは利用者の自立は得られないです。

活動には利用者にとっての意味があり、その意味を持たない活動は支援施設として不十分です。

自分たちが提供する活動が、利用者一人ひとりにとってどんな意味を持ち、その自立をどう助けるのかを常に考える必要があります。自立を促す施設としての役割を再確認し、活動の意義を考え直しましょう(自戒の念も込めて)

自立を支援する施設であることを再確認し、利用者が自分の人生の主人公として自立できるよう、日々の活動に意味を持たせていきましょうね!

どうも!ASTEPホームページ管理人です! 京都の乙訓圏域で放デイを運営しながら、積極的に現場に入って福祉の現状の改善に奔走しています。 InstagramやX(旧Twitter)ゆる~く更新してます★ どうぞご覧あれ~◎

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