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今回のテーマは「ASTEPの子どもたちへのココロの支援について」です。
ASTEPを利用する子どもたちへの支援について、もっとできることはないのかな…
送迎の車中、お風呂、布団の中など、一人の時に、ふと考えてしまいます。
冒頭に、私が思う業界の現状と、それに対しての思いをお伝えしつつ、ASTEPの子どもたちへのココロの支援について書いてみようと思います。
目次
業界の現状と課題
まず初めに、ガイドラインで示されている放課後等デイサービスの役割について紹介し、私が思う業界の現状についてお伝えしたいと思います。
放課後等デイサービスは、支援を必要とする障害のある子どもに対して、学校や家庭とは異なる時間、空間、人、体験等を通じて、個々の子どもの状況に応じた発達支援を行うことにより、子どもの最善の利益の保障と健全な育成を図るもの。
業界の現状
多くの事業所が様々なサービスを展開している中で、友達宅から登所する事業所、食事の提供をしている事業所もあり、ご家族の生活を支援するようなサービスを行われている事業所もあります。
そして、お子さまや保護者のニーズに応じて、同じ事業所を利用するのではなく多数の事業所を曜日替わりで利用している子どもたちもいます。(ASTEPにもいます!)
現状を踏まえて思うこと
多数の事業所を曜日替わりで利用していることにおいては、他の利用者と関われる機会が増えるという利点があります。
一方、それぞれの事業所で作成された個別の支援計画に沿って基本的は療育が行われるため、お子さまへの支援の方向性が不明確になってしまうということが考えられます。
一例を挙げましたが、このように、メリットばかりに目が行きがちですが、デメリットの説明がないことについて問題であると思っています。
メリットやデメリットを理解したもらったうえで、子どもに合っているか判断できるような説明が必要なんだと考えています。
見学に来られた保護者には、ASTEPをご利用いただきたいからこそ、隠すことなくメリットやデメリットを今後は伝えていこうと思います。
場合によっては子どもの成長を阻害することになりかねませんからね。
主体は子どもです!
安心して「自分」を出せるように
学校や、もしかすると家庭でも「できる、できない」に気にしながら過ごしたり、敏感なお子さまは、お友だち関係に悩んだりしながら、精一杯頑張っている子どもたちが多いのではないでしょうか?
今の時代は子どもでも大きなストレスを抱える時代です。
学校のクラスは大体30人前後であるため、上手く自分を出せず、不安を抱えたりしている子どもたちもいると思います。
一方、放課後等デイサービスは定員が10人程度であるため、学校では不安だけど、小さな集団の中では活発に活動しているお子さまも多く見受けられます。
「自分の意思を示しココロの成長を促すこと」が大事なのでは?と考えました。
学校では「~をしなければならない」ですが、放課後等デイサービスでは「これがしたい、これが楽しそう、やってみよう!」という、子どもを主体としたココロを惹きつける取り組みを職員全員で考えていきます。
そんな取り組みの中で、自己を爆発させて思いっきり遊び、時には意見をぶつけ合い、気持ちが整理できず落ち込んだり、そんな喜怒哀楽のココロを皆で共有することでココロの成長に繋がるものだと思います。
私たちは、そんなココロを何よりも優先して大事にしていきたいです。
さいごに
夜な夜な、このようなことを考えていますが、ASTEPはまだまだ始動したばかりです!
焦らずじっくり子ども達と向き合うことが何より大事なコトだと思っています!
子ども達としっかり向き合っていく中で「こうした方がいい!」や「これをしよう!」といったヒントを、きっと子ども達がくれるはず!
つくづく子どもたちに成長させてもらってるんだな…と思っています。
子どもたちに負けないよう、お互い成長していきましょう!