ここ最近、雇用活動強化シーズンとして、積極的に面接をしています。
特に若い方からの応募もたくさんあり、お話をしていると【若い】がゆえの悩み?ではないですが、自分を卑下する方が多いように感じました。
福祉経験がないけど頑張っている方、経験や知識はないけど福祉に興味を持って飛び込もうとしている方に向けて、少しばかりですがエールという形で発信したいと思います★
新米支援員さんと福祉に興味を持っている方へ
「福祉のことを学んでこなかったから、分からないことがあるんです~」
「前職は畑違いの職場で、福祉のことは分からなくて~」
「福祉には興味があるんだけど、知識も経験もなくて自信がないんです~」
どこの福祉施設の現場でもある話だと思います。
こんな感じで、自分の不安とか出来ない部分を強調する人がいらっしゃいますが、福祉を学んできた人と比べちゃってるのかな?と思います。
障がいがある人の世界って実はすごく小さくて、社会の縮図とも言われるくらいですから。だからこそ、そこで働く人たちもいろんな人がいてほしいな~って思うんですよね。
もし、全員が福祉の専門家だったら考え方も同じようになっちゃって、まるで「社会」とは言えなくなっちゃうと思いませんか?
だから、いろんなバックグラウンドを持った支援者が集まってる方が、支援の幅が広がるんだと思います。
色々な考え方はありますけれども、様々な社会経験や違う分野で学んできた人が集まる方が良いな~と私は思います。そうすれば、お互いの強みを活かせるし、苦手なところは得意な人に任せちゃったりなんかもできますしね!
放デイをはじめ、障がいのある方を支援する仕事では、単に支援のスキルだけではなくて、営業が必要だったり、業者さんとの交渉があったり、健康面への配慮だったり、イベントの企画だったり、一部の事業所では冶具の作成があったり、物販している事業所ではモノづくりだったり、まぁ色々ありますよね。
人って、どこかで得意だけど、どこかでは苦手だったりするじゃないですか?だから、いろんなことができる人が集まってる方がいいんですよね~
そして最後に…
経験知識がなくとも、これまで学んできてなかったとしても、人としての礼儀礼節を重んじて接することができれば、環境からの学ぶことができる方だと思いますし、お子さんや保護者の方から自然と学ぶことができたりします。
現場こそ一番の学びの場だと思っていますから。
福祉のことを学んだからって何でもできるわけじゃないし、机上の勉強では気づくことのできないことはたくさんあります。
現場での関わりから、考えながら迷いながら、どこかで決断して実践、成果を見て反省を繰り返すこと、現場での学びは何ものにも代えがたいものです◎
今は周りの支援員さん教えてもらうことも多いでしょうが、逆に教えられることだってたくさんあるんだと思います。
組織の中でも、いろんな考え方があった方がいいし、あなたが他で経験したことは、周りから見るととっても新鮮に映っていることでしょう。
福祉業界は、社会の中で起きていることに無頓着なところもありますから、そんな施設には新鮮な風を吹き込めたりします。
何も気にすることはないと思いますし、あなたができることを出し惜しみなくやれば、その先の自信につながると思います★
「福祉を学んでこなかったから」って言い続けるのはもうやめましょう!
後ろを振り返るんじゃなくて「福祉を学んでないからこそできること」を見つけてもらえれば、同じ業界で頑張っている者として大変嬉しいです。
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